のみかたキッチン
正しいカクテルの味わいを。
正しいカクテルの味わいを。
ピンクジンは、別名:ジン&ビターズとも呼ばれ、とても古いクラシックカクテルの一つです。
アンゴスチュラビターズをグラスに3dush入れ、グラスの底からくるりと回して全体に馴染ませ、その後にビーフィータージンを注ぎます。
アルコールは40度近くあり、かなり強め。
シンプルにジンを楽しみたい人に向いたカクテルです。
シェイカーを使わずに作れるカクテルなので、ジンベースのカクテル初心者にもすぐに作ることができます。
チェリーとジンの香りでほのかにフルーティーです。
食後に飲むと、口の中がさっぱりして合います。ジンの香りが強めでガツンと舌に伝わってきます。
元々薬として使用していたアンゴスチュラビターズを飲みやすくするために作られたカクテルという説もあります。
ビーフィータージンは、1820年に生まれ、創業以来からずっと変わらぬレシピを貫いています。
その姿勢は多くのファンを獲得し、今でも多くのバーやお店で信頼され続けています。
爽やかでキレのある柑橘系の味わいが特徴で、ライムやオレンジのリキュールとの相性は抜群です。
ビターズとは苦味酒のことで、アロマチック・ビターズは香草や薬草系で作られた代表的なリキュールです。
アンゴスチュラと呼ばれる木の樹皮を主な主原料として他にも10種類以上の薬草や草の根、木の皮のエキスをスピリッツに浸して作り上げます。
カクテルに独特の香りづけをしてくれるアロマチック・ビターズはお菓子作りで言う所のバニラエッセンスのようなもの。
アロマチック・ビターズを入れるだけで、一気にカクテルの味が決まる、重要な役割を果たしてくれます。
ただし、香りが強いので入れすぎには気をつけましょう。ほんのりと香りづけをして、風味を楽しむ程度が適量でしょう。
ピンクジンの可愛らしいピンク色は、このアンゴスチュラビターズの色です。