のみかたキッチン
正しいカクテルの味わいを。
正しいカクテルの味わいを。
ザザカクテルは、ジンをベースにして作られるカクテルの一種です。
英語表記ではZAZAもしくはZARAと表記される場合があります。
ザザには、デュボネ・カクテル と言う、レシピも見た目もそっくりなカクテルがあります。
1904年から1907年の間に、パリのルグランホテルのフランク.P.ニューマンによって考案されたと言われています。
ザザカクテルを作るには、まずロンググラスとショートグラスとシェイカーを用意します。
今回はグラスを2つ準備してください。
両方のグラスに氷を入れて冷やしておきます。ステアし、ショートグラスの方の氷は捨てます。
ロンググラスの方にアンゴスチュラビターズ、ビーフィータージン、デュボネを入れてステアします。
しっかりとステアして冷やした後に、ショットグラスの方に注いだら完成です。
ビーフィータージン45ml、アンゴスチュラビターズ1dush、デュボネ20ml。
ビーフィータージンは、1820年に生まれ、創業以来からずっと変わらぬレシピを貫いています。
その姿勢は多くのファンを獲得し、今でも多くのバーやお店で信頼され続けています。
爽やかでキレのある柑橘系の味わいが特徴で、ライムやオレンジのリキュールとの相性は抜群です。
ビターズとは苦味酒のことで、アロマチック・ビターズは香草や薬草系で作られた代表的なリキュールです。
アンゴスチュラと呼ばれる木の樹皮を主な主原料として他にも10種類以上の薬草や草の根、木の皮のエキスをスピリッツに浸して作り上げます。
カクテルに独特の香りづけをしてくれるアロマチック・ビターズはお菓子作りで言う所のバニラエッセンスのようなもの。
アロマチック・ビターズを入れるだけで、一気にカクテルの味が決まる、重要な役割を果たしてくれます。
ただし、香りが強いので入れすぎには気をつけましょう。ほんのりと香りづけをして、風味を楽しむ程度が適量でしょう。
デュボネは、ワインのリキュールです。赤と白の療法があります。
ワインにキナの皮を漬け込み、樽で熟成することでデュボネが出来上がります。今回のザザカクテルでは赤ワインのデュボネを使用します。
このままでもしっかりとした味わいと、香りがあるのでアペティリフとしても飲まれることも多く、このデュボネを使用したカクテルも複数あります。