のみかたキッチン

正しいカクテルの味わいを。

ロブロイの作り方。スコットランドの英雄の名がつけられたカクテル!

ロブロイの作り方

18世紀スコットランドの義賊、英雄とも言われている”赤毛のロバート”ことロバート・ロイ・マグレガーの通称ロブ・ロイから名付けられたカクテルです。

このカクテルを考案したのは、ロンドンのサヴォイ・ホテルのバーテンダー、ハリー・クラドックです。

イギリスには同名のロブ・ロイという赤いバラも存在します。

今回は、ホワイト&マッカイをベースに作るレシピをご紹介します。

タンブラーグラスと、カクテルグラスを用意します。

両方に氷を入れ、カクテルグラスの方は冷えたら氷を捨ててください。

タンブラーグラスに、ホワイト&マッカイ45ml、チンザノロッソ15ml、アンゴスチュラビターズ1dushを入れてステアします。

ストレーナーで抑えながら、グラスに注げば完成です。

ロブロイ・カクテルの材料

ホワイト&マッカイ45ml、チンザノロッソ15ml、アンゴスチュラビターズ1dush。

ベース:ホワイト&マッカイ

ホワイト&マッカイとは、このウイスキーを生み出した2人の人物、ジェイムズ・ホワイトとチャールズ・マッカイの姓を合わせて付けられた物です。

ダルモア、フェッターケンがメイン原酒のブレンデッドウイスキーで、モルト香、シェリー香のバランスが良く、蜜やフルーツ香の芳醇な香りが楽しめます。

香りが良く、スムースでコクのある飲み口が特徴です。

ホワイト&マッカイ

ホワイト&マッカイ

¥ 2,030

割り物①:アンゴスチュラビターズ

ビターズとは苦味酒のことで、アロマチック・ビターズは香草や薬草系で作られた代表的なリキュールです。
アンゴスチュラと呼ばれる木の樹皮を主な主原料として他にも10種類以上の薬草や草の根、木の皮のエキスをスピリッツに浸して作り上げます。
カクテルに独特の香りづけをしてくれるアロマチック・ビターズはお菓子作りで言う所のバニラエッセンスのようなもの。
アロマチック・ビターズを入れるだけで、一気にカクテルの味が決まる、重要な役割を果たしてくれます。
ただし、香りが強いので入れすぎには気をつけましょう。ほんのりと香りづけをして、風味を楽しむ程度が適量でしょう。

アンゴスチュラビターズ

アンゴスチュラビターズ

¥ 2,379

割り物②:チンザノ・ロッソ

チンザノは、お酒の種類ではなくイタリアのチンザノ者が製造しているベルモットの名前です。

茶褐色の色味が出るよう、カラメルで色付けをし、白ワインをメインにニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られている、フレーバードワインです。

カクテルの材料以外にも、料理にも使われることや地元では食前酒としても飲まれることの多い馴染み深いお酒です。

チンザノ・ロッソ

チンザノ・ロッソ

¥ 1,280