のみかたキッチン
正しいカクテルの味わいを。
正しいカクテルの味わいを。
キングスバレイは、ウィスキーベースに作られる、カクテルの一種です。
1986年に開催された第1回スコッチウィスキーカクテルコンクールの優勝作品で、その後知名度が上がりました。
このカクテルを作ったのは、日本人バーテンダーの上田和男氏です。
キングスバレイの名は、スコッチ・ウイスキーを讃える意味合いが込められており、産地であるスコットランドの渓谷から「谷の王者」という意味が付けられています。
美しい緑色をしたカクテルですが、実はキングスバレイの材料には緑色の材料を使用していません。
ボルスブルーとウイスキーの色で緑色を作り出しているのです。
シャンパングラスとシェイカーを用意します。
シェイカーにホワイト&マッカイ、オーガニック・ライムジュース、ボルスブルー、コアントローを入れてシェークします。
グラスに注いで完成です。
ホワイト&マッカイ40ml、オーガニック・ライムジュース10ml、ボルスブルー1stp、コアントロー10ml。
ホワイト&マッカイとは、このウイスキーを生み出した2人の人物、ジェイムズ・ホワイトとチャールズ・マッカイの姓を合わせて付けられた物です。
ダルモア、フェッターケンがメイン原酒のブレンデッドウイスキーで、モルト香、シェリー香のバランスが良く、蜜やフルーツ香の芳醇な香りが楽しめます。
香りが良く、スムースでコクのある飲み口が特徴です。
今回の動画で紹介したライムジュースは、オーガニックで雑味が少なく、生搾りとほぼ変わらない味と風味が楽しめます。
またライムジュースは、保存が効きますのでストックしておくのにも便利でしょう。
皮などの雑味がないので、ライムジュースで作った方がよりシンプルにライムの爽やかさを味わうことが出来ます。
ボルスブルーは、オレンジを多く使用していて、フルーティーな味わいのブルーキュラソーが使用されているカクテルです。
美しい鮮やかなブルー系のカクテルには欠かせないリキュールです。
歴史の長い、クラシックなカクテルを作るときに必ずと言っていいほどの頻度で登場するのが、コアントローです。
カクテル作りの初心者から上級者まで幅広く愛され続けています。
フランス産のブドウを主原料とし、自社農園で栽培されたスイートオレンジとビターオレンジの2種類の果皮エッセンスをブレンドし、味に深みと複雑さが出ています。
洋菓子作りにも使用されることが多く、コアントローを入れるだけで一気に深い味わいの本格的な味に仕上がります。
お家に一本は置いておきたいオレンジリキュールです。