のみかたキッチン
正しいカクテルの味わいを。
正しいカクテルの味わいを。
コンカドロのアルコール度数37〜38度ぐらいです。
氷を入れたショットグラスを準備します。
シェイカーにたっぷりの氷を入れ、ビーフィータージン、ヒーリング【チェリーリキュール】、ルクサンドマラスキーノの順に注いで行きます。
ステアしたらショットグラスの氷を捨て、シェイクしたカクテルを注いで完成。
ヒーリングとルクサンド・マラキーノの2種類のチェリーリキュールを使った、味わい深いチェリーの芳醇な香りが感じられるカクテルです。
ビーフィータージン40ml、ヒーリング【チェリーリキュール】8ml、ルクサンドマラスキーノ8ml。
ビーフィータージンは、1820年に生まれ、創業以来からずっと変わらぬレシピを貫いています。
その姿勢は多くのファンを獲得し、今でも多くのバーやお店で信頼され続けています。
爽やかでキレのある柑橘系の味わいが特徴で、ライムやオレンジのリキュールとの相性は抜群です。
軽くて自然な甘みが楽しめるさくらんぼのリキュールです。このチェリーリキュールを使った一番有名なカクテルは今回紹介した、シンガポールスリングでしょう。
さくらんぼを種ごと砕いてスピリッツに浸した後、蒸留するという方法で味と香りを十分に引き出します。一部は種を丁寧に取り除き、果肉と果汁をアルコール発酵させて醸造酒にし、スパイスで香り付けをしています。
深く美しい赤色は、宝石のダークガーネットのようだと評され、カクテルの割りものに使えば、美しい赤色のロマンティックなカクテルに仕上がります。
かつてのマラスキーノといえば、アルコールが強いだけで粗野な味がするとあまり評判が良いものでは無かったそうです。
そのマラスキーノに新たな風を巻き起こしたのがこのルクサンド社のマラスキーノでした。
ロシア革命や、戦争にもまれ幾度となく業績の危機を経験したルクサンド社は折れることなく立ち上がりついにイタリアを代表する名手として、ルクサンド・マラスキーノを確立させました。
新鮮なチェリーをジュースにし、木の樽でゆっくりと熟成させることで生まれる芳醇なチェリーの香り。
今でも大きなシェアを誇り、ヨーロッパ中のパティシエたちはこのチェリーの香りを愛し、美しいお菓子を作り続けています。
チェリーの香りづけには欠かせない、リキュールです。