のみかたキッチン
正しいカクテルの味わいを。
正しいカクテルの味わいを。
スコーピオンは、ホワイトラムをベースにしたカクテルです。名前のスコーピオンは12星座の一つ、サソリ座から由来しています。
カクテルのカラーは、サソリ座の誕生石であるトパーズのイメージをしてあり、ハワイ生まれのカクテルです。
オレンジジュース、レモン、ライムと3種類の柑橘系のジュースを使用しているため、ハワイにぴったりの明るいイエローカラーをしています。
サソリの意味合いをもつスコーピオンは星座だけでなく、甘くて飲みやすいカクテルでついつい飲みすぎて酔いがまわることを、サソリの毒にも喩えられて付けられました。
ベース:バカルディホワイト【ホワイト・ラム】
ラムにはライト・ミディアム・ヘビーと風味の重さによって3種類に分かれます。
今回動画では、バーには必ずと言って良いほど置いてある、一般の人でも使いやすいバカルディホワイトを使用しています。
ホワイト・ラムは南インド諸島を原産とする蒸留酒で、トウキビの糖蜜を発酵させし蒸留させて作られます。
ラムは色調も豊富で、ダーク・ゴールド・ホワイトに分かれます。ライトラムはこのホワイトに当てはまり、ラムの中でも軽やかで清涼感がもっともある種類です。
ブランデー愛好家に長年愛されるブランデー。
コニャックをブレンドした、バランスの良い味わいが魅力で、ブランデーとウイスキーの中間のような味わいです。
動画で紹介しているのは、XOの古酒がブレンドされている、コストパフォーマンスが高く、多くのバーテンダーの間でも使用されている品種です。
お酒の手土産や、ギフトとしても喜ばれるブランデーで、ファンが多いです。
フルーティーさを出すのに欠かせないオレンジジュース。果汁100%のタイプを使用しましょう。スコーピオンに使用するオレンジジュースは、果汁の絞り汁ではなくジュースで十分です。
さらに、雰囲気を出したければオレンジやラムの輪切りをグラスに添えるとより本格的で、おもてなしとしても喜ばれます。
バーテンダーにはレモンの絞り汁を入れる人もいますが、ポッカレモンでも十分です。酸味を感じさせるために入れるので、雑味の少ないポッカレモンの方が使いやすいでしょう。
ラムとレモンの相性は抜群です!
柑橘系の中でもダントツにさっぱりしているライムジュースを入れることで、より涼しげでキリッとした味わいのスコーピオンに仕上がります。
ホワイトラムとの相性はもちろん良く、一層ラムの豊かな香りが楽しめます。
生のライムを絞るのとは違い、ジュースになっていることで濁りのない透き通った美しいカクテルが作れます。
今回の動画で紹介したライムジュースは、オーガニックで雑味が少なく、生搾りとほぼ変わらない味と風味が楽しめます。
またライムジュースは、保存が効きますのでストックしておくのにも便利でしょう。皮などの雑味がないので、ライムジュースで作った方がよりシンプルにライムの爽やかさを味わうことが出来ます。