のみかたキッチン

正しいカクテルの味わいを。

ブラッドトランスフュージョンの作り方。輸血を意味する真っ赤なカクテル?!

正式名称は、ブラッド・トランスフュージョン・カクテルですが、通常ブラッド・トランスフュージョンと省略することが多いです。 ラムをベースとしたカクテルで、輸血を意味しており、その色は濃いピンク色の可愛らしいカクテルです。 使われるラム酒の、ダークラムにはアメリカの独立戦争の際に活躍した、イギリス海軍提督のネルソンの肢体を運ぶ際、腐らないように逸話から「ネルソンの血」とも呼ばれます。 まさに血にまつわる逸話が多い、少々ホラーなカクテルとも言えますね。 ブラッド・トランスフュージョンを作る際は、ステアがしやすいようにミキシンググラスを使用すると作りやすいでしょう。 ブラッドトランスフュージョンの材料 ベース:バカルディホワイト【ホワイト・ラム】 ラムにはライト・ミディアム・ヘビーと風味の重さによって3種類に分かれます。 今回動画では、バーには必ずと言って良いほど置いてある、一般の人でも使いやすいバカルディホワイトを使用しています。 ホワイト・ラムは南インド諸島を原産とする蒸留酒で、トウキビの糖蜜を発酵させし蒸留させて作られます。 ラムは色調も豊富で、ダーク・ゴールド・ホワイトに分かれます。ライトラムはこのホワイトに当てはまり、ラムの中でも軽やかで清涼感がもっともある種類です。 ラムは凡庸性が高いので色々なカクテルを作れます。ラムをベースに色々なカクテルにも挑戦してみましょう。 ブラッド・トランスフュージョンらしく、赤を強調したいときには、ダークラムもオススメです。 ダークラムは樽で3年以上熟成させるため、通常のラムよりも独特な香味成分が出ており、色も濃褐色にな理、より赤色が濃くなります。 割り物①:オーガニックライムジュース 今回の動画で紹介したライムジュースは、オーガニックで雑味が少なく、生搾りとほぼ変わらない味と風味が楽しめます。 柑橘系の中でもダントツにさっぱりしているライムジュースを入れることで、より涼しげでキリッとした味わいに仕上がります。 ラムとの相性はもちろん良く、一層ラムの豊かな香りが楽しめます。 できれば、生のライムを絞ったものが好ましいですが、ラムのシンプルな味と、透明感を味わいたいのならライムジュースでも充分です。 またライムジュースは、保存が効きますのでストックしておくのにも便利でしょう。皮などの雑味がないので、ライムジュースで作った方がより、シンプルにライムの爽やかさを味わうことが出来ます。 割り物②:グレナデン・シロップ 甘さをプラスしたいのなら、グレナデン・シロップを材料に追加しましょう。 グレナデン・シロップはざくろの果汁と砂糖から作られた赤いノンアルコールのシロップです。 ブラッド・トランスフュージョンを作る際には、より深みの増した色のカクテルを作りたいのなら、グレナデン・シロップを試してみてください。 フランスや日本では、グレナデンシロップといえばざくろのシロップを指しますが、米州ではミックスベリーのシロップを意味します。

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